アルバイトを英語でいうとき
何といえばいいかわからないといったことがよくあると思います。
また、アルバイトはどんなスペルなのでしょうか。
英語ではどう伝えればいいのでしょうか。
一般的には、
正社員は a full time job
アルバイトは a part time job
と教えられますが、日本語のアルバイトは英語のpart time jobと大きく異なるのが実際のところとなります。アルバイトが時には full time job と訳出来たりもします。
詳しく見ていきましょう。
アルバイトは”a part time job”?
a part time job とはどんな意味なのかを少し見ていきましょう。
part time とは文字通り、ある部分時間だけといった意味があります。
つまり、 a part time jobとは部分的な時間だけ働くという意味になりますね。
例えば、朝から夕方までコンビニなどで仕事をしていて、そのうち数時間だけ働いたり、週に5日ではなく2,3日働いたりすることに対しては”a part time job”というということになります。
逆に考えると、”part time worker”が1日8時間、それを週に5日続ければ立派な”full time worker”といえるということなのです。
アルバイトとは?
そこで、アルバイトについて少し深堀しましょう。
例えば、アルバイトとして何らかの会社に入社している人が、1日8時間で週5日働いたら正社員になれるのか?といった話です。
しかしながら、正社員になることはなくアルバイトのままであることがほとんどです。
しかしながら、上の説明でいえばアルバイトでも労働時間が長ければ、”full time job”をしているといえます。
これで話がだんだん見えてきましたが、英語では働く時間で、”part time” と “full time” を使い分けているのに対して、日本語では雇用形態として、アルバイトと正社員を使い分けているというのが結論になります。
補足なのですが、日本のアルバイトは慣習的なものなので、労働基準法でアルバイトと正社員がはっきり分けられているということではありません。
アルバイトは英語で何という?
ここで、新たに新しい単語によってアルバイトを英語で表そうといった試みはしません。
というのも、上記の説明ようにアルバイトに当たる英語が存在しないのです。
英語圏には、日本の正社員とアルバイトのような雇用形態の違いは存在しないからなのですね。
なので、英語でアルバイトをしていることを伝えるためには、正社員とアルバイトの区別がなくどちらもjobと訳されるので、”i have a job”で完結します。
アルバイトのスペルは?
アルバイトの英語に当たる単語は存在しないと明言したのですが、アルバイトはドイツ語が語源のようです。
ドイツ語でArbeitと呼ばれるものが英語のworkに対応しているので、Arbeitが仕事という流れで日本に渡ってきたのではないかと考えられています。
スペルといったら英語の話になるのが普通ですがアルバイトのスペルはArbeit(ドイツ語)というのが正しいということになりそうですね。
コメント