子どもにバイオリンの才能があるのか見極めるのに役に立つかも知れない情報をお伝えします。
実際のところ、バイオリンの才能があるかどうかを見分けるのは困難かと思います。
バイオリンの才能があるか見極めるには?
まず、バイオリンの能力の構成要素に絶対音感があると仮定します。
絶対音感がバイオリンの最高レベルの技能に必要だとすれば、子どもに絶対音感を身につけさせる必要があります。
絶対音感は恵まれた才能を持った人にしか身につけられないスキルだと考えられていましたが、最近では適切な時期にトレーニングをすることで身につけることかできることごわかっています。
つまり、絶対音感を身につけやすい時期に、トレーニングをしてあげることが大切になります。
一番大切なのは練習時間だと思います。
バイオリンで世界トップクラスに立つには通常20年以上の練習が必要だと言われています。
それも強度の高い厳しいトレーニングを何万時間集中して行う必要があります。
それに加えて、指導能力の高い指導者に教わるのも、バイオリンを伸ばすには不可欠だと思います。
バイオリンの能力を高めたいと考えているなら『超一流になるのは才能か努力か?』を一度読むことをお勧めします。
最高レベルの技能を高めるためにどのように取り組むべきかがわかります。
またバイオリンの才能を見極めるために、遺伝子検査を受けるのはおすすめしません。
音楽的な素質についてわかると言ったものも多くありますが、それらは遺伝子のほんの一部で結論を下しています。
なので、遺伝子検査結果が良かったからといって、バイオリンの能力を育めるかと言ったら、そうとも限りませんし、逆に遺伝子検査の結果が悪かったからと言って、その分野を諦める必要はないと思います。
バイオリンの才能を直接調査できる遺伝子検査はありませんが、音感を調べれるものは多くあります。
その検査で音感の素質があるタイプだと言われたからと言って、音感の能力が発揮されるわけではありません。
たしかに音感の素質がないタイプと判定された人よりは音感を高めれる可能性が僅かにあることには変わりありません。
結局、バイオリンの才能があるかどうかを見極めるには、その子が早い時期から才覚を表し始めるかどうかを見るといった平凡な結論に落ち着きます。
バイオリンが他の生徒よりも早く高い技能を発揮し始めたら、バイオリンの才能があるのかも知れません。
とはいえ、努力の部分も想像以上に大きいので、才能だけではなく誰よりも情熱を持って長期間取り組めるかも重要かと思います。
ちなみに遺伝子検査ができるのはmycodeやgenelifeがあります。
参考文献も記されいるので、参考にはなると思います。
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