ファンができる人とできない人

ファンを作ることがビジネスの安泰につながります。

なぜなら、多くのファンがいれば一度きりの接触で終わらず、定期的にサービスや商品を購入してくれるからです。

ファンについての面白い論文があったので紹介します。

ファンの行動というのは、例えば、追っかけをしたり、ファンレターやプレゼントを送ったり、作品を持ち歩いたり、SNSやテレビをこまめにチェックしたり、CDや本などの作品は必ず買う、などの項目があります。

これらのファン行動と強く関係している一つ目の要素見ていきましょう。

このようなファン行動をする人は、以下の質問に同意しやすいです(相関があります)。

〇〇は自分の人生に強い影響を与えているように思う、〇〇は私の生活の一部になっている、〇〇のいない人生は考えられない、〇〇のファンであることが私のアイデンティティだ、〇〇のファンクラブの会費は惜しくない、〇〇がいることで生きてる実感が得られると思う、などの項目があります。

〇〇が自分の人生に強い影響を与えているように思う、というのは個人的に理解できます。

例えば、いままでの常識を破壊してくれた本との出会いで、人生観が大きく変わりました。

また、抜群に優れた技能を持つ人と繋がることで、自分も大きく成長できました。

変わったコミュニティに参加すると、異なる価値観に触れることができ、生き方の幅が広がります。

しかし、衝撃的な経験をしない限り、強い影響を受けることはないと思います。

〇〇のいない人生なんて考えられない、〇〇のファンであることが私のアイデンティティだ、という感情は理解するのが難しいです。

どのような心理状態なんでしょうか。

熱狂的に夢中になっている状態なのかもしれません。

〇〇のためにはどんなことも我慢できる、という項目もあり、ファンというよりも信奉のようです。

どんなことも我慢できる状態を経験的に推測すると、尊敬する人が自分のために手をつくしてくれたときに同じような感情を抱いたのを覚えています。

会費が惜しくないというのは、価格以上の価値を感じてもらうと良いです。

〇〇がいることで生きてる実感が得られると思う、という項目もあります。

生きてる実感を与えられるってすごいです。

ファン行動と関係性の強い別の要素を見てみます。

ファン同士のコミュニケーションに近い因子があるようです。

その項目には、他の〇〇のファンがとても好きである、〇〇の他のファンに親近感を感じる、〇〇のファンに愛着を感じている、などの項目があります。

〜が好きな人に悪い人はいないという人がいますが、自分と価値観が近い人が集まってるのかもしれません。

愛着や親近感を感じるときは、自分と何か類似性や共通点があったり、考え方が近かったり、同じものに夢中になってる人に対してだと思います。

たしかに、同じ人物や事柄に対して夢中になっていれば、その話題で親近感が湧きそうです。

ファン行動と相関のある他の要素の項目には、〇〇を成長させることが自分の務めだと思っている、〇〇を本当に理解してるのは自分だけ、などあります。

この心理を理解するのも難しいと思いました。

尊敬していて圧倒的な実力でもう敵わないレベルの人相手になら、そういう心理を抱くかもしれないと思いました。

以上、ファン行動と関係性の強い心理について調査しました。

このような心理状態を誘発することができれば、ファンを作ることができます。

個人的に面白かったのは、外見的魅力よりも、別の要素が大きくファン行動と関係していた点です。

ある有名人のファンになるということは、その人の顔やスタイルの良さよりも、〇〇のためにはどんなことも我慢できるとか、〇〇のいない人生は考えられないなどの影響が強いです。

作品の評価というのは、例えば、〇〇の作品が好きだったり、〇〇の作品は心に残るだったり、〇〇の作品の世界にひきこまれる、などがあります。

個人的には、ファンになるときは、この作品の凄さの方が重要だと思っていました。

しかし、作品の良さよりも、気がつくと〇〇のことを考えているだったり、〇〇のためにはどんなことも我慢できるとか、〇〇のいない人生は考えられないなどの項目の方がファン行動との関係が強いようです。

なので、ファンを作るには作品の出来ももちろん重要ですが、今言った要素を大切にする方が効果的です。

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