才能とは何か

才能とは何か?

コトバンクによると才能とは「物事を巧みになしうる生まれつきの能力」と説明されています。

つまり、才能とは先天的ななんらかの資質のことのようです。

才能とは何か

才能とは何かに特化した生まれつきの能力だとすると、遺伝子を思い浮かべる人がいるかも知れません。

才能とは遺伝子?

才能が生まれつきの能力だとすれば、才能とは遺伝子のことなんでしょうか。

しかし、遺伝子だけで人の能力や性格が決定されることはほとんどありません。

たいていの能力は環境と遺伝子が複雑に関連しあって、現在の能力や性格が出来上がるからです。

生まれつきの能力は遺伝子のことだとすれば、何かに優れた遺伝子がない=才能がないことになるのでしょうか。

双子研究などで、遺伝子の影響が大きい能力と環境の影響が大きい能力がある程度わかっているようです。

たとえば、学校の成績は遺伝子と環境の影響が半分ずつ、つまり50%ずつくらいのようです。

悩みがちな性格と関係している神経質は、環境の影が約55%で、遺伝の影響が45%です。

人見知りで大人しい性格と賑やかで活発な性格を表す外向性は、遺伝子と環境の影響は大体50%ずつです。

ストイックに何かに取り組むー衝動的で三日坊主になりやすい性格に関連する、勤勉性も遺伝と環境の影響はほぼ50%ずつです。

論理的推論能力や空間性知能は遺伝の影響が大きく約70%が遺伝の影響で、残りの3割が環境要因のようです。

逆に言語性知能は遺伝子の影響が少なく、約15%ほどが遺伝子で、残りが環境要因です。

才能は特定できる?

才能を特定できるかといえば、現在の科学ではすべての遺伝子を特定できていません。

あるスポーツの遺伝の影響が50%だとすると、その50%は一つの遺伝子の影響ではなく、膨大な数の遺伝子が複雑に関連しあっているので、それらを見つけ出すことはまだできていないようです。

つまり、現在の遺伝子検査を受けてみたところで、あなたの才能のほんの一部なら見つけてくれるかも知れませんが、才能のほとんどはスルーされます。

遺伝の要因が大きい分野だと才能の役割が大きく関わってくるのかも知れません。

才能とは努力?

とはいえ、才能は磨かなければ洗練された能力が発揮されることはありません。

才能が生まれつきの資質だとすれば、才能がなければ何もうまくいかないのでしょうか。

どんな才能も磨かなければ大きく花開くことはありません。

実際にチェスの能力は知能が高い人の方が、良い成績を残すと思われるかもしれません。

実際は、チェスの能力とIQには相関がありません。

つまり、知能が高いからといってチェスの能力も高いわけではなかったそうです。

チェスの習い初めでは、IQが高い人たちの方がのみ込みが早かったようですが、最終的には関連がなくなっていたそう。

才能とは尖った部分?

才能とはとがった部分、つまり人と大きく違う部分のことかも知れません。

たとえば、人見知りな性格の人は、長時間一人でいても苦痛を感じることはほとんどありませんし、それだけ長時間何かにのめり込むことができます。

これは外向性が高い人よりも、内向的な人の方が向いてる資質と言えるのではないでしょうか。

一方、外交性が高い人は、大人数の人付き合いで苦痛を感じることはほとんどないようで、これは内向的な人には信じられない部分です。

このように性格の尖った部分がなにかの能力を育むのに、良い影響を与えることは十分に考えられます。

つまり、才能とは人と違う部分という見方もできます。

 

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