暗記なコツは?短時間、あるいは一日暗記で記憶するには?文章を暗記するコツはあるの?
これらの疑問に答えていきます。
短時間で暗記するコツ
短時間で暗記するコツはイメージ化です。
人は視覚的な記憶力が得意です。
文字情報として記憶するのではなく、映像をイメージしながら記憶するのが効果的です。
例えば、794年と言う数字をみたら、なくようぐいす平安京と覚えたいとします。
その時に、平安京にある城の上で泣いているうぐいすを鮮明にイメージします。
794年と聞いたら、このイメージを想起する練習をします。
すると簡単に記憶できます。
他にも語呂合わせも効果的です。
794年と平安京を関連づけたいので、なくようぐいす平安京と覚えるのが有名ですね。
このように語呂合わせは意味のない情報(数字など)に意味を持たせることでより印象に残り、短時間で記憶しやすくなります。
ストーリーを作る記憶方法もあります。
794を見たら平安京を思い出したい場合、その二つを物語を作って関連づけます。
例えば、泣くようくんが泣きながら歩いていると城が見える、ここどこ?と近くにいた老人に尋ねると平安京じゃ、と教えてくれた。
のような形で自分にとって自然な物語を作ります。
それが感情を動かすほど、そして視覚化できるほど記憶しやすいです。
物語として映像をイメージしながら覚えることで忘れにくく、かつ短時間で記憶することができます。
超短時間で記憶するなら記憶の宮殿や場所法を使うと記憶できます。
これは場所をすでに作っている人はかなり短時間で記憶することができます。
場所法のやり方はこちらで説明しています。
1日で暗記する方法
1日で長期的に暗記できるような方法はありません。
定期的に復習しなければほとんど忘れるように人間の脳ができているからです。
そのため長期的に記憶したい場合は適切なタイミングで復習する必要があります。
よほど異常な出来事や強く感情を動かすような出来事なら復習しなくても長期的に記憶していることもあります。
なので、突拍子もないイメージを作り上げると1日で覚えることができますが、数ヶ月忘れない状態にするのは難しいと思われます。
翌日までで良いのなら、キューアンドエー形式で時間を空けて複数回チェックすると記憶できると思われます。
1分後、15分後、4時間後、8時間後の4回復習して覚えることができていた事柄は、翌日もほとんど高確率で記憶できていると思われます。
したがって1日で時間を空けて覚えているかどうかをチェックする必要があります。
記憶にとって最も大切なのは、忘れそうなギリギリのタイミングで思い出す練習をすることです。
1時間後に覚えていた場合、次は四時間空けても覚えているかをチェックすると言ったように、だんだんチェックするタイミングを空けていきます。
膨大な情報を覚えるには復習タイミングを管理するのが大変なので、ツールを使うことをお勧めします。
復習のタイミングを教えてくれるツールです。
アプリだとAnkiAppとかがお勧めです。
文章を暗記するコツ
一語一句完璧に記憶するのはすごく大変ですが、概要を記憶するだけならコツがあります。
文章を暗記するコツはまず、段落ごとをまとめて一言で表します。
一言で表したものをイメージ化します。
次に、イメージしたものを順番に思い出せるように関連づけます。
ここでは、ストーリー法か場所法を使うのが良いと思われます。
ストーリー法というのは、イメージが順番に出てくるように物語を作る方法です。
場所法は、なじみ深い場所に一つずつ、物や人を置いていく方法です。
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