起業しようかなと思い、起業すると周りに伝えたところやめとけ!といわれることがよくあります。
実際に起業しようと思い、そのように言われた方や起業することに不安があるかたに向けて、
今回は、起業はやめとけと言われる理由と起業するのに向いていない人の特徴について解説していきます。
起業はやめとけと言われる理由は?
周りから起業するのはやめとけ!といわれる理由についてここではいくつか紹介していきます。
金銭的なリスクが大きいから
よくあるパターンとして、起業するための資金として何百万も銀行から借りて、仕事を始めるが全く稼げずに会社がつぶれ、借りた分のお金がなくなり借金が残るというパターンですね。
とくに飲食店などを経営しようとすると、設備に大きな資金が必要になってくるので、借金が必要になることが多いです。
このように、初期費用やランニングコストがあまりかからないビジネスであればリスクはそこまで心配ないですが、
それらがかかり、毎月継続してコストが必要な事業などの場合だと、融資を受けるつまり借金をして起業をする必要があるので、これは大きな金銭的リスクになるということですね。
とくに、初めからそれだけの借金をして黒字経営をすることはかなり難しいとされているので、大きく借金をしてまでも起業しようとするのはかなりリスクが大きいのです。
これが理由の1つになります。
成功するのはほんの一部だから
起業して成功するのはほんの一握りだ!ともよく言われます。
実際に成功するのは10%程度といわれています。
なので9割型の起業は最初から失敗するということがわかっているのですね。
最近では、起業する人の数は年々増えているのですが、その分倒産したり自己破産する人の数も増えています。
起業することは特に難しいことではないのですが、その事業を継続していくのが難しいということです。
再就職が難しくなっていくから
起業をするときには、かなりの時間とお金を使います。
そこで、もし失敗してしまうと再就職をすることは難しくなるということですね。
また、金銭的に再就職が難しくない場合でも、精神的に再就職をすることが難しいというパターンもあります。
どういうことかというと、会社員になるとかなりの時間労働をしなければならないのに比べて起業しているときは、一度会社から解放されているので、より自由な生活をしていることになります。
なので、一度その生活を経験していると、会社員にもどるということが精神的に難しくなるということですね。
本当は自分も起業したくてうらやましい
周りが起業するのはやめとけという理由に本当は自分も起業をしたいという気持ちの存在があります。
自分も起業しようと思ったが実際に行動に移せないでいるので、起業したいといっている人もその仲間であってほしいという気持ちからきていますね。
こういった人に、起業しようなどと夢の話をしても足を引っ張ってくるばかりなのであまり伝えないほうがいいと思われます。
起業に向いていない人の特徴とは?
なにかと他の人に頼ってしまう人
自分では気づいていないという場合があるのですが、ほかの人に頼ってしまっていて依存している人は起業に向いていません。
やはり、起業するということは自分で考え行動することが前提となるので、他人に依存しているといざ決断が必要な時に、自分で考えられないということになってしまいます。
言い換えると、自分で責任をとれない人ともいえます。
起業をするということは、その会社のトップになるということで、社員のミスであってもそれはトップである自分が責任を負わなければなりません。
今まで、会社員として働いていた場合は上の人が責任を取ってくれましたが、その状況がうって変わって逆になるということですね。
継続することができない人
なにかをやろうといったときにすぐ飽きてしまう人などは、起業するのにも向いていません。
やはり、起業するときに重要な点として上でも言った通りその事業を継続していく必要があります。
また、事業が軌道に乗るまでも地道な努力は必ず必要になります。
継続するスケールとしても数年かかることが通常なので、それだけ継続する必要があります。
なので、何かを継続してできない人だと起業することは難しいというわけです。
仕事とプライベートを混同したくない人
やはり、起業すると会社員の時とは違って休みの日は仕事にかかわることは一切しない!ということができにくくなります。
というのも、起業した仕事によっては休みでも活動する必要があったり、そうでなくても休みの時に仕事のことが頭から離れないということがしょっちゅうあります。
なので、仕事とプライベートを混同したくない人は起業するのは精神的に難しかったりする場合もあるということですね。
まとめ
以上のように、起業するのはやめとけと言われる理由と企業に向いていない人の特徴について紹介してきました。
そういわれる通り起業するのは簡単なものではないということですね。
軽い気持ちで起業をすると後々後悔することになるので、それらを踏まえたうえでしっかり考え、そのうえで検討してみることが大事だと思います。
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